CVD [Cardiovascular Disease] CVDの日本人のエビデンス集まる

HIJドクターコメント

村崎 かがり先生東京女子医科大学病院
循環器内科講師
村崎 かがり先生
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日本人の冠動脈疾患の治療と予防におけるARBの役割

HIJ-CREATEでは、過去の大規模試験、またそれらのメタ解析の結果を受け標準治療群では約7割にACE阻害薬が投与されており、期せずしてではあるが、カンデサルタンとACE阻害薬の効果を比較が可能となった。研究途中には、「ARBによる心筋梗塞の増加」に関する解析結果が報告されたが、結果は、カンデサルタン群では標準的治療群と比べて、心筋梗塞を含むMACEには有意差なく、11%のリスク減少となった。HIJ-CREATEは「循環器の日常臨床において一般的に遭遇する患者」を対象としている。ガイドラインにそった十分な治療を行っている標準治療群と比し、カンデサルタン群でさらなるリスク減少が期待されること、忍容性が高いこと、腎機能低下症例へのMACE減少効果を示したこと、糖尿病の新規発症を63%減少させたことから考え、本邦における高血圧を持つ冠動脈疾患例の2次予防薬として、特に耐糖能異常やCKDを合併するハイリスク群には積極的に使用が推奨される薬剤であることが示されたと考えている。

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